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2021.07.02|ブログ

クリニック開業失敗例③(従業員編➁)

こんにちは!

株式会社Tcell 代表取締役 薬剤師×中小企業診断士の戸井優貴です。

 

前々回は先生の一番の悩みになる開業時に悩まれるスタッフさんの大まかなお話をしました。

今回は、大枠ではなく結構ハードな内容をしたいと思います。

結構ハードですが、よくあると言うと大げさですが、それなりにある事象と思って見ていただければと思います。

 

①応募は来たが、連絡をしようとしても連絡が取れない。

②採用面接時の連絡なしのドタキャン。

③採用したが、内定承諾されない。

④採用したが、採用日当日に来ない。

⑤働き始めたが、問題行動がある。

⑥急に来なくなった。

 

この5つは恐怖ですね。

今回はこの③採用したが、内定承諾されない。までお伝えさせていただきますね。

 

①応募は来たが、連絡をしようとしても連絡が取れない。

②採用面接時の連絡なしのドタキャン。

この2つについては、それなりにあると思ってください。

なんでこんなこと起こるの?っていうことですが、よくあるのが「第一希望のクリニックで内定をもらったので辞退」かと思っています。

それと「採用担当者の連絡が遅く、NGになったと勘違いして他の職場を探し始めた」ということもあります。

前者については正直会う前では防ぎようがありません。

率をさげるとしたら先生の想いを早めに届けておく。っていうくらいでしょうか。

ただし後者に関しては防ぐ方法があります。

簡単ですよね?「応募があったら即連絡を取る」これにつきます。

ある人材紹介会社のデータによると「応募後4時間以上経過すると連絡が取れる確率が大幅に下がる」とのことです。

転職される方は、自院のみではなく他院にも就職活動をします。

求職者さんもご自身の生活がかかっています。

他のところで面接が決まって、もっというなら内定が前提で・・・なんていう話になっていたらどうでしょうか?

他の医院に連絡を取るのが煩わしいですよね。

そのためまだ会ってもいない医院からの連絡は連絡しない。ということではないでしょうか。

だったらせめて一報入れろよ・・・と思われるかもしれませんが、連絡をくれる方がすべてではないです。

事の是非は置いておいて、こんなこともあるのでご注意ください。

つまり「応募があったら即返事」ということを心がけてください。

 

③採用したが、内定承諾されない。

これは痛いですね。いいなと思った人材で内定承諾されない。ってのもあります。

これは理由は簡単で他の条件のいいクリニックに決まった。ということです。

これはある意味防げない部分もあります。例えば立地。親御さんの介護があって近場が・・・なんていうのは防ぎようがありません。

ただ、防げることもあります。それは、①処遇、②理念です。

①に関しては、他よりもよくすれば大丈夫です。

それって給与が高騰してしまうのでは?と思われるかもしれませんが、

実はちょっとしたノウハウで先生御自身が納得した金額で採用できる方法があります。

実際の私の顧問先の先生でこの方法で開業時のスタッフさんをGetし続けています!

②に関しては、面接の時にどれだけ先生のクリニックの想いを面接にきたスタッフさんに伝えられるかです。

理念に共感されているスタッフさんであれば内定についてもスムーズに受けてくれることが多いです。

そして応募の際と同じことですが。内定についても早めにお伝えしてあげてくださいね!

内定を出すまで求職者さんは求職を続けます。

それに早い返事のところで働きたいと思うのは、皆さん同じだと思います。

 

では、また後半で③~⑥についてお伝えします!

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